戦艦武蔵
1/700 フジミ
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約18年ぶりに作る大和級。
2番艦「武蔵」を、最終形態となるレイテ沖海戦時の仕様で作ります。
この頃の武蔵は、従来無塗装だった最上甲板を黒系としていて、これをやりたかった。
舷側と鋼鉄部分を軍艦色で塗り、鋼鉄部分をマスキング。
最上甲板は「黒」系とは言っても、真っ黒ではなかったようなので・・・
タイヤブラックで。
フジミのキットは、水線下があるフルハルと、水線下がないウォーターラインのどちらかを選べます。
保管時は「フルハル」、ジオラマ作成時は「ウォーターライン」と使い分けられるようにしようと思いますが、ちょっと問題が・・・
隙間あり。 普通なら接着すればいい話ですが、そうしたらジオラマ作成に支障が出るわけで。
船体の裏にボルトを接着しまして。。。
100均で買った強力マグネットを投入。
これを船底に接着します。
そしてマグネットを足していくと。。。
「ピタッ」
隙間問題解消。
艦橋部分、砲塔などは塗装してから船体に接着します。
一気に完成・・・の趣がありますが、最大の難関はここから。空中線の展開です。
今回、新たに調達したのは、メタルリギング0.15号(左)。
前に重巡洋艦「利根」を作った際は、何も考えずに飛行機の空中線で使っている0.6号(右)を使っていたわけですが・・・
何だか空中線が目立ちすぎているような気がしたんですよね。
んで、調べてみると、艦船用は0.15号があることを初めて知りまして。
0.6号の0.13ミリに対し、0.15号は0.07ミリ。
2倍も太い線を使っていたわけで、そりゃ目立つわけだよ。
「メタルリギングの先端に瞬間接着剤を塗り、取り付け部分に直接くっ付ける」という超ド直球なやり方です。
しかし、ただでさえ細い張り糸がさらに細くなったわけで、作業は大変!
「ひぃぃぃぃぃぃ!」と何かに追い立てられるような気分での作業となったため、あんまり写真を撮っていません。
軍艦旗などのデカール貼り付けは、空中線展開と並行して行います。 空中線を全て張ってしまったら、とても軍艦旗なんて付けられません。
このメタルリギング、「糸」というより「超細い針金」に近い感覚です。
その特性を利用して、このようにもたれかけるように接着しておいて、固まったら余計な部分をハサミで切り落とす、というやり方で調整してみました。
線が細すぎて、手前の線と奥の線が見分けがつかなくなることもしばしば。
凄腕の艦船モデラーさんたちって、どんな感じでこの作業やってんだろ。。。
スクリュー、そして菊の御紋章は金色で。
最初は黄色でごまかそうかと思ってたんですけどね。 この輝きを見ると、新規に金色購入して良かったと思います。
スクリューを接着します。
展示用の台。何色にするか考えた結果、「青葉銀」に決定。
どんなもんでしょー。
そして、菊の御紋章を接着して・・・
武蔵、完成でーす♪。
次はジオラマでーす。